こんにちは。もう5月も中旬、すぐに梅雨が来て、そう!夏山のシーズンですね。
今回は私が独断と偏見で勝手に選んだこの夏に登りたいおススメの山のご紹介です。
北岳(南アルプス)
なんといってもまずは南アルプスの「北岳」です。北岳は日本第2位の高さを持つ山で、日本百名山にも選ばれている山ですご紹介するルートは1泊2日のルートになります。ちなみに私は相当数登っています。
- 広河原→白根御池小屋→大樺沢左俣→八本歯のコル→北岳山荘(泊)
- 北岳山荘→▲北岳→肩の小屋→草すべり→白根御池小屋→広河原
おすすめは7月下旬!大樺沢左俣ではいろいろな高山植物が出迎えてくれます。絶滅危惧種であるミヤマハナシノブもあります。ミヤマハナシノブは私の最も好きな高山植物です。2日目の北岳山荘から北岳の間にも高山植物が多く咲く場所があり、ミヤマムラサキと言った高山植物を見ることができます。北岳は高山植物が豊富なルートです。
北岳は標高3193m、北岳山荘で標高2900mあるため、コンディションを整え高山病には気を付けましょう。標高が高いため景色はまた格別ですよ。
なお、公共交通機関で行く場合、前日に芦安で宿泊、その際にタクシーを手配することが最も早く登山を開始できる手段になります。私はよく、みだいタクシーさんにお願いしていました。夜叉神峠のゲートが5時に開くのですが5時きっかりにゲートを通過してくれ、さらに途中で北岳が見えるところで写真を撮る時間を設けてくれ、広河原に6時には着きます。なんとも至れり尽くせりです!公共交通機関で行く方は是非参考にしてください。
蝶ヶ岳(北アルプス)
次に紹介するのは北アルプスの蝶ヶ岳です。蝶ヶ岳は常念岳の隣にある山です。蝶ヶ岳はなんといっても山頂からの景色です。こんな感じです(画質悪いですが・・・)。
こちらも1泊2日のルートとなります。ピストンではなく上高地に下山するルートとなります。
- 三股登山口→まめうち平→蝶ヶ岳→蝶ヶ岳ヒュッテ(泊)
- 蝶ヶ岳ヒュッテ→妖精の池→長塀山→徳沢→上高地バスターミナル
初日蝶ヶ岳に行く途中には、かなりの階段があります・・・階段を登り切った先はもう山頂です。宿泊は蝶ヶ岳山頂そばにある「蝶ヶ岳ヒュッテ」です。山頂がすぐそばにあるためいつでもいい景色を楽しむことができます。
2日目は上高地目指して長塀尾根を下ります。途中妖精の池といった神秘的な池があります。長塀尾根は長い下りですが下りきると徳沢です。徳沢ではソフトクリームや蜂蜜トーストがあり、長い下りの疲れを癒してくれます。その後上高地バスターミナルまで散歩のような道を歩きます。
登山ルート
甲斐駒ヶ岳(南アルプス)
最後に紹介するのは南アルプスの甲斐駒ヶ岳です。この山は首都圏からだと交通アクセスの問題で日帰りは難しいです。今年も山梨側の広河原から登山口のアクセスはできないため、伊那(長野)からアクセスする必要があります。そうなると茅野駅からの南アルプスジオライナーに乗るのが最も早く行ける手段かと思います。※2023年5月22日時点では準備中です。
なので、初日は北沢峠に一泊し翌日登山という形になります。↓南アルプス林道バスのページです。
ルートは以下の通りです。北沢峠の宿泊は、こもれび山荘または長衛小屋、テント泊の場合は長衛小屋のテント場になります。
- 北沢峠→双児山→駒津峰→六方石→甲斐駒ヶ岳→六方石→駒津峰→双児山→北沢峠
※2019年の影響で、仙水峠~長衛小屋間のルートが荒れているようです。
北沢峠からのピストンとなってしまいますが双児山あたりで樹林帯を抜けるとこんな絶景が待っています。
以前、私が行ったときは長衛小屋でテント泊し、翌日甲斐駒ヶ岳に登りました。長衛小屋の前泊では天気が良いとこんな星空も見えますよ。
終わりに
今回はこの夏ぜひ登ってほしい山とコースを紹介しました。次回は上級編を紹介しようかなと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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