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【登山日記】テント泊で行く!牛ノ寝通りを通って小菅の湯

こんにちは。2023/11/3~4にテント泊で牛の寝通りを歩いてきました。

目次

牛ノ寝通り(うしのねどおり)とは?

大菩薩峠から奥多摩湖へ向かう道は、大菩薩丹波山道大菩薩小菅道の2つがあります。大菩薩小菅道のことを牛ノ寝通りと呼びます。由来としては、牛ノ寝通りが平坦な道が多く、牛をつなぐことができる=牛が寝ることができるからだそうです。

1日目(上日川峠~福ちゃん荘 テント泊)

初日は福ちゃん荘でテント泊するだけなので、自宅を昼前に出ました。中央線の甲斐大和駅で上日川峠行の最終バスに乗車して向かいました。この時、バスに乗ったのは私を含めて3人だけ、まぁそうですよね。上日川峠からさくっと福ちゃん荘まで歩き、受付をしてテントを設営しました。テント泊は約2年ぶりぐらいで、今回はシングルウォールのテントにしました。テントはプロモンテのVB21です。ダブルウォールに比べて設営時間はかなり短かったです。大体5分ぐらいでした。ただ、ペグを忘れてしまい・・・落ちていた枝で代用して設営しました(風がなかったので大丈夫でしたが)。その後早めの晩ご飯を食べて18時30分には寝ました。

福ちゃん荘までの道。この時間に登っていると下山する人に声をかけられました
テント VB21
晩ご飯前の夕日

2日目(福ちゃん荘~牛ノ寝通り~小菅の湯)

2日目は朝4時半に起きました。シングルウォールでよく言われる結露ですが、この日は全く結露していませんでした。素早く朝ご飯を食べ、テントを撤収し5時40分に出発しました。撤収も大体10分ぐらいで終わりました。まずは大菩薩峠まで登ります。出発時はヘッドライトを点けるぐらいの暗さでしたので、クマよけのための声を出しながら歩きました。声は下のような感じです。

大菩薩峠まで上がると展望が広がります。この日は快晴でしたので、南アルプスや富士山がきれいに見えました。大菩薩峠からは熊沢山まで登り、石丸峠まで下ります。石丸峠は自分自身とても好きな場所の一つでこの日もきれいな富士山とカラマツの黄葉が迎えてくれました

大菩薩峠
南アルプスと雲海
石丸峠からの富士山

石丸峠から少し先に行き、左に曲がると牛ノ寝通りへ向かう道になります。ここからが本番!この道に入るとまず、標高を下げるためにどんどん下ります(標高で大体400mほど)。歩き出した当初は標高が高いせいか落葉していました。下っては平らな道があり、また下るという感じですが、平らな道は非常に歩きやすいです。しばらく歩きやすい道を歩いていると・・・

牛ノ寝通りへ向かいます
牛奥ノ雁ヶ原摺山方面
歩きやすい平らな道が続きます

榧ノ尾山の手前から目を奪われる景色が始まりました。鮮やかな紅葉に囲まれ、まるで紅葉のトンネルを歩いているようでした。

赤色はカエデ、黄色はブナ、緑色はカヤなど三色がきれいに混ざり合ってそれは絶景でした。個人的には涸沢の紅葉よりもきれいだと思いました。動画もありますので、どうぞ(音声付きなので再生する際はご注意を)

と、素晴らしい景色が大マテイ山まで続いていました。言葉では表せないほどの美しさだったので気になる方はぜひ、歩いてみてください。パノラマ画像も貼っておきます。

パノラマです

大マテイ山からは小菅の湯まで一気に下ります。山沢入りのヌタから下ったのですが、かなり道が狭く、右側はずっと崖のなかなかの道でした。トチの巨木もあっていい道なのですが、下る際は注意が必要です。

大きな木がトチノキです
下山中もきれい
小菅の湯へ向かいます

沢まで下りきるとあとは林道歩きです。途中わさび田もありましたよ。林道を20分ほど歩くと小菅の湯に到着です。10時半に着いたのですが、お祭りがやっていたため非常に混んでいました・・・その後、お昼ご飯を食べ、12:40発の奥多摩行のバスに乗って帰りました。

わさび田
小菅の湯
お昼ご飯

歩いたルートとヤマレコ

感想

以前から牛ノ寝通りの紅葉は素晴らしい!と聞いてずっと歩いてみたいと思っていたので歩くことができて感動、そして紅葉のすばらしさがよーくわかりました。いや、ほんまに、すばらしいで、これ!!
今回は、来年の北海道に向けてのテント泊のテストも兼ねていました。シングルウォール自体設営・撤収がダブルウォールに比べ格段に速くできる、距離を歩いてみて問題なかった、と非常に収穫がありました。あとペグは忘れないように気を付けましょう。来年もちょくちょくテント泊をしていきたいです。

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