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登山におけるスマートウォッチについて

こんにちは。
以前の記事でお知らせしたスマートウォッチについてです。以前の記事はこちら↓

使用しているスマートウォッチ

私が現在使用しているスマートウォッチはSuunto5になります。詳細はこちらです。

比較対象

Suunto5を使用する前は、fitbit charge2 を使用していました。使用していて、バッテリーが劣化してきたのと心拍数とGPSログを連動したいと思い、いろいろ調べてみました。

OS

まずOSを調べてみました。スマートウォッチには大きく分けて、iOSベースのwatch OSとAndroidのWear OSの2つがあります。このどちらを選ぶか検討しました。検討したところは以下の2つです。

  1. 普段使用しているスマホのOSは??
  2. 好みは?

➀私はずっとAndroidを使用してきましたので、Android一択 ②iPodのころからMac系があまり好きではない 以上のことからAndroidベースであるWearOS搭載のものとしました。が、よく考えると、googleアシスタントをあまり使用しない、時計でメールの返信などしたくないことから、そこまでwear OSを使用しないと考えたため、watch OS、かつwear OSでなくてもいいという条件で探すこととしました。

Garmin or Suunto or ・・・

さて候補を選ぶにあたって、以下の点を私は重視しました。

  • バッテリー(登山中にバッテリー切れを起こさないか、太陽光発電できるか?)
  • 測位衛星の数
  • カラー液晶
  • コスパ

またGPSではGarminがメジャー(院生の時の研究でGamin製のGPSを使用していたから安心感がある)であること、Suuntoはデザインなど含め以前から気になっていた。
以上のことを踏まえ、GarminのInstinct dual powerかsuunto5、suunto7を候補に挙げ、比較しました。

項目Instinctsuunto5Suunto7
バッテリーGPS+心拍数:最大30時間
※太陽光で充電可能
GPS使用:40時間GPS使用:12時間
測位衛星
(GPS、GLONASS、QZSS、Galileo)

(GPS、GLONASS、QZSS、Galileo、BEIDOU)
4
(GPS, GLONASS, QZSS, BEIDOU)
カラー液晶×(モノクロ)
コスパ(価格)
※ヨドバシドットコムにて
\51,450\25,800\45,430
その他血中酸素濃度計測可能スポーツモードが豊富(登山もあり)、カスタマイズ可能Wear OS by Google搭載
時計で地図が見れる
※QZSS;みちびき
メーカーホームページなどから作成

GISやGPSを使用していた自分からすると測位衛星数が多いほどGNSSの精度も高くなるので測位衛星数と最後はやはり価格面を踏まえ、Suunto5を購入することにしました。時計で地図を見る機能も必要ないかなと判断したこともあります。

使用してみて

日帰りで使用

2021年3月8日 八ヶ岳 天狗岳に登った時のレビューです。当日は曇り、気温はマイナス5度ぐらいでした。

当日のログ(緑:スマホ 赤:suunto)
  • GPSの精度はスマホのヤマレコアプリと比較しても問題ないです。(画像 赤:suunto 緑:スマホ)。ただし樹林帯で信号捕捉しようとすると一度捕捉できなかったので、駐車場など空が開けた場所で捕捉する必要有です
  • GPSはGPS+QZSSで利用しました
  • 雪山で上着を着ていたのでsuunto自体を見るのに袖をまくる必要があります。
  • 心拍数を捕捉するには手首より少し上腕側にする必要があります。
  • 自分の手首はが細めなので結構バンドを締めないといけない。締めすぎると跡がつきます・・・
  • バッテリーは約4時間半で25%使用でした。普段使い(ログ無)なら1日10%減るか減らないかぐらいです。
  • 地味に日の出、日没時間を表示できるので登山中の行動時間の目安にも使えます。
  • 登山終了後、gpxはsuuntoアプリとsports trackerを連携するとエクスポートできます
  • stravaとも簡単に連携できます
  • カラー液晶は非常に見やすいです
時刻の上が日の入りの時間、下が日の出の時間です

この時のヤマレコはこちら

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宿泊で使用

2021年7月29日~7月31日 白峰三山縦走で使用しました。

北岳山頂で標高を確認。北岳の標高は3193mなのでほぼ一致している
  • 1日目:広河原~北岳~北岳山荘と約9時間かけて歩きました。バッテリーは100%→49%に。北岳山頂で高度を見たときはほぼ正確(誤差少し)
  • 2日目:北岳山荘~間ノ岳~農鳥岳~大門沢小屋と約10時間かけて歩きました。バッテリーは100%→40%に。
  • 3日目:大門沢小屋~奈良田と約4時間半歩きました。バッテリーは問題ありません。
  • 充電ケーブルとモバイルバッテリー(1000mAh)を持っていき、充電しました。充電時間は約1時間でほぼ100%に。心配していたスマホの充電にはほぼ影響はありませんでした 。最終日に残量を確認したところ約50%残っていました(スマホ2回充電、Suunto52回充電)
  • GPSを捕捉する際に少し時間はかかります。北岳山荘前では木とか遮蔽物がないので5秒ぐらいで捕捉できました。大門沢小屋でも、上に何もないところで捕捉すれば10秒以内には捕捉できました。
  • 行動中の視認性はOK。強いて言うなら時刻表示をもう少し大きくしてほしいぐらい

この時のヤマレコはこちら

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Suunntoアプリ

Suunto5のログを確認するにはSuuntoアプリを使用します。接続はBluetoothでします。同期はログの量にもよりますが、5分あれば完了します。登山中のログ(アクティビティ)は以下のように確認できます。

8月に行った立山のデータです
ペースや高度、心拍数の推移が確認できます。

地図はmapbox上に表示されますが他の地図(google mapや地理院地図など)と比較しても遜色ないと思います。

充電方法

充電は以下のようなクリップ式のケーブルをUSBに差し込んで行います。

付属の充電ケーブル。クリップで挟むタイプです

まとめ

  • 私が使用しているsuuntoのスマートウォッチ(Suunto5)は登山に使用しても問題ないものだと思います。時計上で地図を確認したいとなるとwear OSのもの(Suunto7や9)を購入する必要があるかと思います。
  • バッテリー面についてですが日帰りでは問題なく、宿泊の際もモバイルバッテリーがあれば問題ありません。

今回もお読みいただきありがとうございました。
よければ、お登り山もご覧いただけますと、とても喜びます。

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