Amazfitさんから、Amazfit T-Rex 3をご提供いただきました。誠にありがとうございます!今回は、実際に飯能の柏木山でT-Rex 3を使用し、その性能を徹底的に検証してみました。Amazfit T-Rex3のレビューとなります。
開封の様子とスペック
開封の様子は以下の動画を見てください。同梱物についても動画の中で説明しています。
改めてT-Rex 2とのスペック比較を見ると、T-Rex 3が大幅に進化していることがわかります。特に、ディスプレイの大型化、バッテリー容量の増加、そしてデュアルバンドGPS・6衛星への対応は、登山での利用を大きく期待させるポイントです。
機能 | Amazfit T-Rex2 | Amazfit T-Rex3 |
---|---|---|
ディスプレイ | 1.39インチ AMOLED | 1.5インチ AMOLED |
解像度 | 320 x 320ピクセル | 360 x 360ピクセル |
バッテリー | 500mAh | 700mAh |
バッテリー駆動時間 | 最大24日 | 最大27日 |
充電時間 | 2時間 | 3時間 |
防水性能 | 10ATM | 10ATM |
GPS | GPS、GLONASS、北斗、Galileo、QZSS | GPS(アメリカ)、GLONASS(ロシア)、北斗(中国)、Galileo(EU)、QZSS(日本)、NavIC(インド) ※デュアルバンドGPS |
センサー | 加速度センサー、ジャイロスコープ、地磁気センサー、環境光センサー、光学式心拍センサー、気圧高度計 | 加速度センサー、ジャイロスコープ、地磁気センサー、周囲光センサー、光学式心拍センサー、気圧高度計、温度センサー |
その他 | 血中酸素飽和度測定、睡眠モニタリング、ストレスモニタリング、100種類以上のスポーツモード | 血中酸素飽和度測定、睡眠モニタリング、ストレスモニタリング、170種類以上のスポーツモード、オフラインマップ、音声操作、AIトレーニングプラン |
特徴 | 堅牢なボディ、豊富なスポーツモード | 更なる高耐久性、大画面、長寿命バッテリー、高度な機能 |
登山で使用してみて
11月28日に飯能の柏木山を歩いた際に実践テストをしてみました!ルートや登山中の写真は以下のボタンからヤマレコの記録を参照にしてくださいね。
測位のスピード
今回、一番驚いたのは測位の速さです。高麗駅前で測位を開始したところスムーズに衛星を捉え、1秒もしないうちに測位が終了しました。T-Rex2でもかなり早かったのですが、さらに早くなっていました。
オフラインマップとナビゲーションの活用
オフラインマップ
Zeppアプリ>デバイス>マップの管理から必要な範囲を事前にダウンロードしておきます。ダウンロードするマップについては縮尺が固定されています(最小は28.86㎞×46.15㎞の範囲)。また時計にオフラインマップをダウンロードする際はwifiが必要です。具体的な手順はAmazfitのサイトを参考にしてください。
実際に時計で地図を見ると以下のようになります。縮尺を25m、50m、100m、300m、500m、1㎞、3㎞、5㎞、10㎞から選べます。拡大縮小の手順についても上記のサイトに記載があります。
登山中、地図として等高線が分かる表示は、50m表示もしくは100m表示だと思います。
ナビゲーション
事前にヤマレコで計画を立て、gpxファイルを取得し、以下の手順でZeppアプリに取り込みました。
- スマホでgpxファイルをヤマレコアプリからダウンロード
- ダウンロードしたgpxファイルをZeppアプリで開く
- プレビューが表示されるので保存
詳細はAmazfitに操作動画がありますのでそちらをご覧ください。
登山中はgpxファイルをもとにルート案内があります。
ナビゲーション中は分岐以外に、道が急に曲がるといった特徴的な箇所を教えてくれます。基準が分からないですが結構便利だなと思いました。
バッテリー消費
柏木山では、約5時間歩きました。バッテリーは87%から72%になりました。GPSの設定は自動、画面表示は「表示を常にオン」に設定しています。
2024/11/22にフル充電して装着し、この記事を書いている2024/12/5では残り11%となっています。1週間以上充電していないので、驚異的なバッテリー持ちです。普段使いなら充電せずとも2週間以上は持ちそうです!!これはバッテリーが500mAhから700mAhに増えたことによると思います。
ディスプレイ表示内容
登山中のディスプレイ表示は以下のような設定としています。
また登山中はUP、DOWNボタンで表示を切り替えることができます。これは事前にgpxファイルを準備しているから表示されていると思います。
ディスプレイの視認性は明るい場所、暗い場所とも問題ないです。またカスタムウォッチフェイスはT-Rex2同様に利用できます。ただT-Rex2で購入したカスタムウォッチフェイスをT-Rex3で引き継いで使用することができませんので、注意が必要です。
心拍数の変化
下山後、Zeppアプリと連携をすると運動(今回はクライミングモードでログ取得)の詳細が分かります。
T-Rex2との比較
T-Rex2と比較してよい点、悪い点をまとめてみました。
Good | Bad |
---|---|
バッテリーは驚異的な進化 ディスプレイも見やすい オフラインマップ・ナビゲーション機能が便利 測位がとても速い! リンゴやガー〇ンに比べ安い! | ウォッチフェイスの引継ぎができない(有料のものを買っていると悲しいことに・・・) 色が2024/12/4時点でオニキス、ラバしかない。 充電に必要なUSB TypeCケーブルを別途用意する必要あり |
機能面では悪いところはないかと思います。低温でも、T-Rex2で問題なく動作していたし、ログが切れるところもほぼありません。低温(甲斐駒積雪期)の記事はこちら。
総合的な杣人的評価
今回、提供いただいた、Amazfit T-Rex3を実際に登山で使用してみました。直感的に操作でき、どのような環境でもディスプレイ表示はとても見えやすかったです。またオフラインマップ・ナビゲーションについても登山でも十分に活用できました。バッテリーについては日常の使用では2週間以上継続して使用可能、登山においても1泊2日ぐらいならログを取得しても十分に耐えうるものだと思います。またタッチパネルの他に物理ボタンもあるので、冬山でグローブを使用していても使用可能です。グローブモードもあり、これは厚さ2㎜未満の手袋であればタッチパネルが使用できます。冬山の場合、厚さは2㎜以上になってしまうので物理ボタンの使用となりますが。
総合的に、登山にお勧めのスマートウォッチです。価格も4万円以内で収まるためコスパのいいスマートウォッチです。
杣人的評価
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