こんにちは。少し前ですが2024/2/4に積雪期の木曽駒ヶ岳に登ってきました。
木曽駒ヶ岳
木曽駒ヶ岳は言わずと知れた日本百名山の山です。標高は2956mの山で甲斐駒ヶ岳の東駒ヶ岳に対し西駒ヶ岳とも呼ばれます。千畳敷カールと呼ばれる氷河地形が残っており、夏は高山植物、秋は紅葉で有名です。ロープウェイがあるため、気軽に登ることができる山として有名ですね。積雪期もロープウェイが動いているので気軽に行けますが、なかなか気軽ではないですね・・・(初心者向け雪山とよく書かれますが、そんなことはないです)
登山はこんな感じ
前日、駒ヶ根に宿泊しました。今回は大学時代からの友人と登るということだったので、甲府駅でピックアップして駒ヶ根に向かいました。夕食はラーメンにしました。駒ヶ根に行くとよく食べる「雷音ラーメン」に行きました。
ホテルに帰り、翌日の準備をしてこの日は寝ました。次の日起きると、なんと雪が降っていました。
そして、木曽駒ヶ岳方面は雲の中・・・若干の不安を覚えつつ菅の台駐車場へ向かいました。
千畳敷までのバスとロープウェーの切符をオンラインで買えるようになっていたので、さっそく利用しました。並ばなくていいのですごく便利でした。
始発のバスとロープウェーを乗り継ぎ、千畳敷に行くと・・・真っ白でしたwビーコン、アイゼンの準備をして出発しました。ちなみに最初はそんなに傾斜がないのでストックで歩きました。千畳敷カールは雪崩地形のため、ビーコンは必ず装備しましょう。
八丁坂の取りつきに着くと傾斜がかなり急になります。ここでストックをピッケルに取り換えました。この日は雪の状態がよくなく(締まっていなかった)、アイゼンがなかなか利きにくい状況でした。ロープウェーを降りて1時間ほどで乗越浄土に着きました。乗越浄土から先はホワイトアウトしかかっており、10mほどの風が吹いていました。
乗越浄土から先は風との戦いです。一緒に来た友人は乗越浄土から先は行かないとのことなので、先に下山してもらいました。ホワイトアウトしているのでルートを確認しつつ慎重に進みました。中岳山頂を通り、いったん下ります。頂上山荘付近も平らな場所なので方向を間違わないようルートを確認して進みました。
1頂上山荘から20分ほどで山頂です。山頂に着くと雲が切れて一瞬ですが青空が見えました。
山頂で写真を撮ったらそそくさ下山です。八丁坂で素手にピッケルというやばい人たちを横目に見つつ下りました。途中足を滑らせたおかげで滑落停止の訓練もすることができました。
ロープウェーの駅で無事友人と合流し、下山しました。ロープウェーからはこの日初めての南アルプスを見ることができました。
下山後は明治亭に行き、ソースカツ丼を食べました。夏場はすごく並んでいるので行けなかったのですが冬は全く並ばずに食べることができました。せっかく木曽駒ヶ岳で消費したカロリーよりも摂取してしまいました・・・
歩いたルートとヤマレコ
今回、新しいスマートウォッチでログを取ってみました。
感想
今回の木曽駒ヶ岳は夏場はよく行っていたのですが、冬場は初めてでした。
翌週黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳に登る予定なのでテストもかねて体力・技術の確認をするためにも登りました。なんだかんだ言って夏よりも早く登って下りることができたので、翌週の甲斐駒ヶ岳に向けたいい練習となりました。
次回のブログは甲斐駒ヶ岳になります!お楽しみに。
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