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【登山日記】20230603~0604 八ヶ岳硫黄岳~赤岳縦走

こんにちは。先週、募集した「八ヶ岳 硫黄岳~赤岳縦走」登山ツアーを実施してきました。前日まで台風の影響で各地で大雨が降り、登山ツアーの催行が危ぶまれましたが、晴れ男っぷりを発揮し無事に実施できました
※余談ですが、私は接近する台風の動きをぎりぎりで変更させたこともある晴れ男なのです。その時も八ヶ岳

  • メンバー 4名(私含む)
  • 天候 6/3晴れ 6/4晴れ
  • アクセス 桜平まで)茅野駅からタクシー(3000円/人) 美濃戸口から)茅野駅までバス(1600円※現金のみ)
目次

1日目 桜平~硫黄岳~硫黄岳山荘

茅野駅からタクシーに乗って登山口の桜平(さくらだいら)に向かいました。桜平までの林道は大雨の影響はなくアクセスできました。桜平からは台風一過の天気の中歩き出しました。沢の水はかなり多かったですが、台風の影響かあまり、登山者はおらず静かな山の中でした。

普段の倍はありそうな水量
オーレン小屋の手前の沢で。八ヶ岳っぽい写真が撮れるのでお気に入りの場所です

オーレン小屋の机を借りてお昼ご飯にしました。オーレン小屋からは赤岩の頭(あかいわのかしら)を目指します。ここから本格的な登山道になります。大雨の影響で登山道に水が流れていました。今年の積雪は少なく温かい人が多かったため登山道に雪は少ししかありませんでした。

登山道の脇に雪が少しだけ
ヒメイチゲ

赤岩の頭まで300mほどの標高差を上り詰めると、そこは八ヶ岳の大パノラマ!!

赤岩の頭から硫黄岳の山頂までは約40分ほどです。山頂では集合写真を撮りました。いい写真です!

山頂でゆっくりしたあとは、硫黄岳山荘へ。この日は開山祭前夜祭でした。茅野市の方が小屋まで持ってきてくれたセルリーがふんだんにあり、いつもおいしいごはんがさらにおいしかったです。開山祭ということもあり、今年の開山祭バッジをいただくことができました。今年のデザインは私の好きなウルップソウでした。

開山祭前夜祭です!
左のお皿の中央の緑色のものはセルリーのパウンドケーキ
今年の開山祭のバッジはウルップソウ

2日目 硫黄岳山荘~横岳~赤岳~行者小屋~美濃戸口

翌日の朝食はお弁当にして赤岳を目指して出発しました。硫黄岳山荘の前でオーナーさんに写真を撮っていただきました(感激)。風は強いですが、御嶽山、北中央南アルプスすべて見えるという最高の天気の中出発しました。

硫黄岳山荘の前でパチリ
最高の天気です

横岳山頂でお弁当を食べ、この登山ツアー最大のお目当て「ツクモグサ」を探しました。すると、一面のツクモグサが!!私自身、これだけ咲いているのを初めて見たので感激しました。また近くにはハクサンイチゲなどの高山植物も多く咲いていました。

富士山もきれいに見えました
ツクモグサ

高山植物は他にも、ミネズオウ、ミヤマタネツケバナ、クモマナズナ、オヤマノエンドウ、キバナシャクナゲ、ミヤマキンバイが咲いていました。色とりどりの高山植物を眺めながら赤岳へ向かいました。赤岳山頂からも最高の大パノラマの景色を楽しむことができました。開山祭が12時からでしたので人も多く、集合写真を撮ることはできませんでした・・・

赤岳山頂へ向かう途中後ろを振り向くと歩いてきた山々がすべて見えます
赤岳山頂から

下山は南沢ルートで美濃戸口へ向かいました。阿弥陀岳までの分岐はザレ場があったり、長い階段があったりと大変ですが、その分景色も最高でした。

南アルプスもばっちり
赤い屋根の行者小屋を目指します
阿弥陀岳。テライケメン!

下山ルートを南沢にしたのは理由がありまして、この時期しか見られないホテイランを見るためです。今年はどうかなと思い、見てみるとばっちり咲いていました。その他にもイカリソウなどのお花が咲いていました

ホテイラン。
イカリソウ。白いイカリソウも近くに咲いていました。

出発前は不安な天候もいざ行ってみたら2日間とも最高の天気でした。やっぱり山は行ってみないとわからない!改めて実感しました。高山植物も例年より1週間ほど早めでしたが、その分、たくさんのツクモグサ、ホテイランや様々なお花を見ることができて、お値段以上の登山ツアーだったかなと思っています参加された皆様には、山小屋の魅力、高山植物の魅力、何より私の大好きな八ヶ岳の魅力を少しでも感じていたら幸いです

ルートとヤマレコ

歩いたルートは以下の通りです。

コースタイムなどヤマレコはこちらから。

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