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【登山日記】20230311 【積雪期】 蓼科山

こんばんは。
2023年3月11日(土)に八ヶ岳蓼科山に行ってきました。無積雪期は登ったことがありますが、積雪期は初です。
前日、縞枯山・茶臼山に登り、その翌日に行ってきました。前日の縞枯山・茶臼山の様子はこちら。

目次

蓼科山

蓼科山は八ヶ岳連峰の最北端にある、標高2531mの山です。山の形から諏訪富士とも呼ばれています。雪がない時期は蓼科ゴンドラリフトを利用する7合目登山口からの最短ルートでよく登られている山です。雪のある時期は、すずらん峠から登ることができ、危険箇所が少ないため雪山初心者の山とされています。

歩いたルート

歩いたルートは以下の通りです。

すずらん峠園地駐車場→幸徳平→蓼科山→幸徳平→すずらん峠園地駐車場
距離:6.8㎞ 登り810m 下り800m 標準コースタイム:6時間20分

GPSの記録は以下の通りです。

登山道の様子など写真

前日は諏訪のビジネスホテルに泊まりました。夜9時には寝て、朝4時半に起き、すずらん峠園地駐車場へ向かいました。6時にすずらん峠園地駐車場に着きましたが、なんとほぼ満車・・・一番奥にスペースを見つけ何とか駐車することができました。当日は気温がかなり上がることがわかっていたので、なんとか雪が締まっている間に山頂に行きたいと思い、朝ごはんを急いで食べ6時15分に出発しました。

遠くに赤岳が見えます。
最初はアイゼン不要です。

登山口からしばらく平らな道を歩きます。冷え込んだおかげで雪が締まっていたので、つぼ足でも歩けました。しばらく歩くと登りが始まりますが、土がかなり見えていたのでアイゼンを付けずに登りました。登りきったところで一度平らになります。雪がかなり増えてきたのでアイゼンを付けました。

石が出ています。
アイゼンを付けた辺り。標高は1880mぐらい。

アイゼンを付けてから、2110m標識のところまで一気に登ります。そのあと幸徳平までは平らですが、そこから先山頂まで標高差400mの登りが待ち受けています。

標高2110m付近の標識
幸徳平手前から蓼科山山頂が見えます。で、でかい・・・

幸徳平からは蓼科山の山頂が見えますが、なかなか威圧感があります。400mほぼ直登です。アイゼンをきかせながら登りました。雪がまだ締まっていたのでアイゼンを蹴りこむことで、どんどん登ることができました。途中、振り返ると南八ヶ岳の山や南アルプスの北岳などの山がきれいに見えました。

急斜面ですが、アイゼンが効くので楽に登れます。
八ヶ岳(硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳、編笠山、西岳)と南アルプス

山頂手前の2400m付近で森林限界を迎えるため、樹木がなくなり見晴らしがよくなります。ところどころ岩が出ているのでアイゼンの爪をひっかけて転倒しないよう注意が必要です。この日は雲もなく北アルプスもきれいに見えていました。

森林限界を超えた辺り。
中央アルプスや北アルプスが見えます。

山頂付近は雪原となっています。蓼科山頂ヒュッテまで回り込んで少し登ると山頂です。山頂には蓼科神社奥宮もあります。無事に登れたことへの感謝と、無事下山できることを祈り下山しました。
ちなみに8:45時点で山頂の気温は4.5℃でした。この時期にしては暑いぐらいでした。
蓼科山頂ヒュッテさんはいろいろとイベントをしているみたいでいつかは泊ってみたい山小屋です

蓼科山頂ヒュッテ。
蓼科神社奥宮。

山頂からは1時間ちょっとで下山しました。

下山後

下山後は、八ヶ岳にきたらいつも行っている、尖石温泉 縄文の湯に入りました。入浴料は1人600円です。

お風呂の後は、なとりさんちのたまごやさんでシュークリームを買い(もはや定番です)、前日も行ったハルピンラーメンへ行き、ハルピンラーメンを食べて帰りました。

装備について

この日、蓼科山を登るにあたって持っていった雪山に関する装備は以下の通りです。

  • アイゼン(10本爪)
  • ストック(スノーバスケット付き)
  • ビーコン
  • プローブ
  • スノーショベル
  • オーバーパンツ
  • ソフトシェル
  • フリース
  • 手袋(途中から素手)
  • サングラス

ちなみにですが、途中でビーコンをサーチモードに切り替えてみました。反応がなかったので多くの登山者がビーコンを持っていない、またはビーコンを持っているが電源が入っていない状態かと思われます。登山道は雪崩リスクは小さいと思いますが、まさかもあるので、ビーコンは装備してほしいものです・・・

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