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【登山日記】馬頭刈山で地形読みなど

こんにちは。2023/10/28に馬頭刈山周辺をガイドしてきました。ツアーの募集詳細は以下です。

登った山について

登った山は鶴脚山、馬頭刈山(まずかりやま)、高明山です。近くにはクライミングスポットでもあるつづら岩もあります。奥多摩駅から大岳山のルート上から分岐し、馬頭刈尾根に入ると、行くことができます。基本的にはマイナーなルートかもしれません。

ガイドの様子

当日は朝8時30分に武蔵五日市駅に集合しバスで千足に向かいました。バス停で降車し、ゲームを交えての自己紹介、ルートと宿題(!?)の確認、注意点等を説明しました。
千足から登山口まではまず舗装された林道区間があります。

舗装された林道が終わるとちゃんとした登山道になります。つづら岩までの途中、滝が3カ所あります。小天狗滝、天狗滝、綾滝の3つです。どれもそこそこ大きい滝ですが、マイナールートのせいか人が全くいません。おかげで写真は撮り放題でした。

小天狗滝
天狗滝
綾滝

綾滝を過ぎると急に傾斜が大きくなります。参加された皆さんには、傾斜が大きく変わるところは現在位置のヒントになるとアドバイスしました。急な坂を登りきる大きな岩が壁が見えます。これがつづら岩です。

大きく傾斜が変わります
つづら岩

つづら岩から先は小さなアップ段が続き、鶴脚山、馬頭刈山、高明山とピークを通過します。ここでも地図を確認し、この先にどういった特徴がある地形があるか予測し、実際にどうだったかを地形を見て確認しました。お客様からは地図通りだということを理解いただけたかなと思います。登山では予測する力と創造する力が非常に大事です。

小屋の沢山
平坦なところも現在位置を知るヒントになります
馬頭刈山

高明山の先には地図上に神社の記号があります。実際は神社の跡ですが、鳥居も現存しています。燈篭を見ると明治と読み取れ、昔はこんな山の中まで参拝していたことがわかりました。調べてみると、高明神社は山岳信仰の対象だったようです。また境内には大杉神社なども祀られていました。

高明山
高明神社跡。写真はお堂の跡と思われます
鳥居

高明神社跡からは一気に標高を下げます(標高798mから300mぐらいまで)。このあたりになると参加された方から、谷側が崖になっていると気づきを得られるようになっていました。その後、潮音の湯まで、細かいアップダウンを繰り返し、十里木のバス停まで歩きました。帰りはバスが増便され、予定の時刻よりも早くバスに乗ることができました。

秋川渓谷

色々とお伝えしたい事項が多く、ツアー中に伝えきれなかったことがあったことは反省です(参加された皆様には後ほどフォローのメールを送りました)。ツアー後半には自分で回りの地形を見ていただけるようになったことはありがたいことです。今後も周りの地形を見つつ山を登ってみてください。

GPS軌跡

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