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読図研修

こんにちは。昨日は所属している静岡山岳自然ガイド協会の研修で山梨県の昇仙峡に行ってきました。
研修の内容は地形図を利用した古道歩きです。
ご存知の通り、昇仙峡の北には、日本百名山の金峰山がそびえています。
金峰山は山岳信仰の山で、御岳道という参拝のための道がありました。これを御岳道といいます。金峰山周辺には参拝者をもてなす茶屋もあったようです(しかもお風呂付き!)。とこぼれ話。

研修では地形図を利用して昇仙峡周辺の古道を歩きました。

途中には昔の石仏がありました
集落跡には祠が残っていました

今回歩いた古道ははっきりと踏み跡がまだ残っていますが、花崗岩でざれているため歩きにくいところや倒木も多くありました。馬車が通った掘れた道の跡や、所々にある石仏、集落跡など確かにこの場所に人が住んでいることを感じることができました。地形図は見れば見るほど奥深い。加えて特徴ある地形は結構地形図上でも特徴があるものです。

余談ですが、私自身、以前の仕事で金峰山の山頂から御岳道を通って黒平(くろべら)集落まで歩いたことがあります。大弛峠から歩く金峰山とは一味も二味も違うルートいつか、お客さんと一緒に歩いてみたいものです。来春には御岳道を歩いて金桜神社までお参りする登山教室を企画しようと思っています!

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